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経済なんでも研究会
デフレは解消? / 構造は残る (上)
2011-01-18-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 上昇してきた企業物価 = 日銀の発表によると、昨年12月の国内企業物価は前月比で0.4%、前年比では1.2%の上昇となった。リーマン・ショック後はずっと下げ基調だったが、昨年10月からはっきり上げ基調に転じている。主たる理由は、国際市場で石油や非鉄金属、食料などの価格が高騰し始めたこと。国際商品の高騰はまだまだ続きそうだから、企業物価の上昇は今後も持続しそうだ。

企業物価というのは、企業同士の間で取り引きされるモノの価格。日銀が毎月、5505にのぼる品目について調べている。主として生産者が出荷する段階で調べるが、一部は卸売り業者が出荷する段階の価格も含まれている。したがって、かつての卸売り物価とはやや異なるが、しばらく時間を置いて消費者物価にはね返る可能性は大きい。

12月の調査をみると、ガソリンや液化石油ガスなどの石油・石炭製品、銅地金などの非鉄金属、鶏卵・鶏肉・豚肉・牛肉などの農林水産物、それに鉄くずなどのスクラップ類が大きく値上がりした。その原因は、これら品目の輸入価格が上昇したこと。たとえば金属製品の輸入価格は前年比28.2%、食料・飼料は6.4%、石油・石炭・天然ガスは4.9%値上がりした。

これら国際商品の高騰には、いくつかの要因がある。まず主要先進国の景気が回復してきたこと、それに新興国の需要が引き続き強いこと。さらに異常な気象状況の影響。加えて世界的なカネ余りによる投機資金の流入。このうち天候の要因は別としても、あとの要因はまだ続くだろう。だとすれば輸入価格を通じて企業物価が上がり、それが消費者物価に波及する図式は今後だんだん強まりそうだ。すでにガソリンの店頭価格は1㍑=135円前後に上昇している。


                                     (続きは明日)

    ≪17日の日経平均 = 上げ +3.82円≫

    ≪18日の日経平均は? 予想 = 上げ

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