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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- TPP の基礎知識 ②
2011-02-12-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 貿易自由化に3つのタイプ = 戦後の世界経済には、一貫して貿易自由化の風が吹いている。貿易に対する障害を取り除くことが、各国の経済発展につながるという考え方が一般化したためだ。その貿易自由化の流れは、大きく3つのタイプに分けられる。まず、きわめて多数の国が交渉に参加する方法。次に地域的な取り決め。さらに2国間あるいは数か国間の協定。

多数国間の交渉は、GATT(関税貿易一般協定)やWTO(世界貿易機関)という枠組みのなかで行われた。1964年に62か国を集めたケネディ・ラウンドはその成功例。しかし86年に開かれたウルグアイ・ラウンドは参加国が125に達し、利害関係が複雑になりすぎて実質的には失敗した。

地域的な協定の好例は、1958年に発足したEEC(ヨーロッパ共同市場)だ。フランス、当時の西ドイツ、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクの6か国が合意してスタートしたこの経済共同体は、いまや27か国が参加するEU(ヨーロッパ連合)に発展。政治や通貨、法律や文化の面でも統合を推進している。

EECの発展に刺激されて、3つの地域で共同体が立ち上がった。アメリカとカナダが中心のNAFTA(北米自由貿易協定)、ブラジルやアルゼンチンが作るMERCOSUR(南米共同市場)、それにタイやインドネシアを中核とするASEAN(東南アジア諸国連合)である。拡大TPPの成立は、これら3つの共同体を巻き込んだ巨大な地域協定が誕生することを意味している。


                        (続きは来週サタデー)

    ≪10日の日経平均 = 下げ -12.18円≫

    【今週の日経平均予想 = 3勝1敗】 

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