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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- TPP の基礎知識 ③
2011-02-19-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ FTAからEPAに進化 = FTA(自由貿易協定)はもともと2国間で、商品の輸入関税を引き下げたり、サービスの参入規制を緩和することを目的に結ぶ協定である。WTO(世界貿易機関)を舞台とする多数国間の自由化交渉が難航したため、1990年代から急増した。外務省の調査によると、昨年末時点で世界中のFTAは189件を数えるという。

このFTAのなかで、最近はEPA(経済連携協定)と呼ばれる形のものが増えている。これは関税引き下げなどの貿易自由化だけではなく、ヒトやカネの移動も自由化して幅広い経済的な連携を目指そうという協定だ。具体的に言うと、商品やサービスの輸入規制を軽減することに加えて、たとえば労働者の受け入れや資本の参入に対する規制も緩和することを目的としている。

国や地域が結んだFTAやEPAの件数をみると、いちばん多いのがEU(ヨーロッパ連合)で29件。次いでアメリカが14件、中国が8件、韓国が7件。日本は11件となっている。その相手先は締結した順に、シンガポール、メキシコ、マレーシア、チリ、タイ、インドネシア、ブルネイ、ASEAN、フィリピン、スイス、ベトナム。

TPPはいま参加交渉を開始しているアメリカなど9か国が入ると、合計13か国になる。その理念は、相互間にEPAを結び合うこと。したがってTPPは、太平洋を囲んだ多数国が結ぶ広大なEPA共同体ということになる。さらに日本などが加われば、ヨーロッパのEUに匹敵する巨大な経済共同体が誕生するわけだ。


                            (続きは来週サタデー)

    ≪18日の日経平均 = 上げ +6.16円≫

    【今週の日経平均予想 = 2勝3敗】

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