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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- TPP の基礎知識 ④
2011-02-26-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 大きく出遅れた日本 = 世界では、FTAを結ぶ動きが90年代から活発になった。しかし日本は、この流れに完全に乗り遅れている。初めて2国間のFTAを締結したのは02年になってからで、相手国はシンガポールだった。その後の動きも鈍く、現在もアジア諸国を中心に11の国・地域と締結しているだけ。

またオバマ大統領は09年の後半からTPPへの参画を意図し始めたが、日本はアメリカのこの新しい重大な戦略変更に気付かなかった。日本が後れをとった理由は、いくつかある。まず時代遅れとなったWTO主導による多数国間の貿易自由化を重視しすぎたこと。さらに工業製品の輸出競争力が強かったために、FTAの必要性を軽視したこと。そして最も大きな理由は、国内農業を保護するため農水産物の関税引き下げに消極的だったこと。

だがTPPの拡大交渉が進展し始めたことから、日本政府も慌て始めた。菅内閣は昨年11月、やっとTPPについて「関係国との協議を開始する」基本方針を閣議決定。同時に「食と農林漁業の再生推進本部」を立ち上げた。今後はことし6月に農林水産業をどのように再生するかの基本方針、10月には行動計画を策定する方針である。

ところがアメリカがリードするTPPの拡大交渉は、予想以上に急速なテンポで進み始めた。昨年3月からことしの9月までに計9回の交渉会議を行い、11月には最終的な妥結に持ち込むスケジュール。すでに、そのうちの4回を終了した。日本は途中からオブザーバーとして参加したいと申し入れたが、断られている。やむなく現在は、交渉中の各国から断片的な情報を集めている段階だ。


                           (続きは来週サタデー)

    ≪25日の日経平均 = 上げ +74.05円≫

    【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】

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