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経済なんでも研究会
原油価格は、まだ上がる
2011-02-24-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇3年前より条件は悪化 = 中東・北アフリカ情勢の緊迫化を受けて、原油の価格が急騰している。23日のニューヨーク市場では、WTI(ウェストテキサス・インターミディエート)先物相場が1バレル=98ドル10セントを付けた。ロンドン市場では、北海ブレンドが110ドルまで高騰。東京市場でも、ドバイ原油が104ドル30セントに跳ね上がった。

いずれも08年秋以来の高値となっている。当時はリーマン・ショックで、原油価格は急落していた。したがって価格が急騰している現状は、08年春から夏にかけて価格が急上昇していた時期に似ている。ちなみにWTIは08年7月に147ドルの史上最高値を記録した。

08年前半の原油価格高騰は、世界的な景気の上昇に加えて新興国の需要が急拡大したこと。それに投機資金の流入が大きな原因だった。今回もその3つの要因は、同様に作用している。そのうえに複数の産油国で発生した反体制運動。原油をめぐる条件は、当時よりもかなり厳しいと考えた方がいいだろう。

日本はリビアから原油を輸入していない。しかしサウジアラビア、UAE(アラブ首長国連邦)、カタールの3か国からの輸入量は全体の6割を超す。したがって、この3国の原油生産に混乱がなければ、直接的な被害は生じない。しかし国際価格が上がれば、輸入価格も上昇する。ガソリンの店頭価格は1リットル=138円。08年のピーク時には185円まで上昇した。省エネの重要性を忘れて、高速道路の無料化などを実験しているときではない。


    ≪23日の日経平均 = 下げ -85.60円≫

    ≪24日の日経平均は? 予想 = 下げ

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