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経済なんでも研究会
元の切り上げ加速へ : 中国 (中)
2011-03-09-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 金融引き締めラッシュ = 中国の消費者物価上昇率は昨年7月に前年比3%を超え、11月には5.1%に達した。この間、政府・人民銀行は矢継ぎ早に金融引き締めを断行。昨年は政策金利を2回、預金準備率を7回も引き上げている。だが、ことし1月の消費者物価上昇率は、なお4.9%に高止まり。このため2月には、さらに利上げと預金準備率引き上げを追加した。

特に食料品の値上がりが大きい。1月の統計では前年比10.3%の上昇を記録、これが国民の不満をあおる原因となっている。食料品価格の上昇は干ばつや寒害といった異常気象にもよるが、需要の増大も大きい。また国際商品価格の高騰で、大豆など穀物類の輸入価格が上昇したことも影響した。

物価上昇とともに問題となっているのが、不動産価格の異常な騰貴。大都市やリゾート地の高級住宅やマンションの価格は、1年間で30%以上の値上がりも珍しくない。上海市や重慶市では、中国で初めてとなる不動産保有税を導入する騒ぎとなった。ごく一部の富裕層だけが購入できる超高級住宅、その価格が高騰する状況に、一般庶民が違和感を強めていることは想像に固くない。

不動産騰貴の元凶は海外から流入する投機資金だ、と中国政府は考えている。外資管理局の推計によると、海外からの短期資金流入は、昨年355億ドル(約3兆円)にのぼった。政府は実需を伴わない資金の流入を厳しく規制しているが、それでも網の目をくぐって流入してしまう。さらに元高を抑えるために実施している為替介入で国内に放出される巨額の元資金が、不動産騰貴の大きな原因になっていることは明らかだ。


                                   (続きは明日)

    ≪8日の日経平均 = 上げ +20.17円≫

    ≪9日の日経平均は? 予想 = 上げ

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