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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 電力不足を乗り切る ①
2011-05-07-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 猛暑なら800万㌔㍗が不足 = 3月11日に東北地方を襲った巨大地震。これによって多くの原子力発電所と火力発電所が損傷を受けたため、東京電力と東北電力の発電能力が大幅に低下した。東京電力の場合は、原発17基のうち10基が被災。火力も8か所で損傷。当時5200万㌔㍗以上あった発電能力が、一気に3100万㌔㍗にまで縮小した。

このため都内をはじめ広範囲で停電が発生。数万人に及ぶ帰宅難民が出るなど、大混乱を生じたことは記憶に新しい。また、その後の計画停電では企業の生産活動が阻害され、自動車や電機の部品あるいは一部の食料品の供給が滞るなど、大きな経済・社会問題を惹き起している。

その後は火力発電所の復旧と電力需要の季節的な減退で、停電は免れている。しかし問題は、電力の需要が急増する夏場をどう乗り切るかだ。まず供給側の見通し。東京電力が火力発電所の復旧を急ぎ、ガスタービン発電を増設したことで、7月末には5200万㌔㍗の発電が可能になった。さらに政府の要請によって、5500万㌔㍗までの能力アップに努力する。

需要面をみると、夏の暑さが平年並みならピーク時でも5500万㌔㍗程度。だが昨年のような猛暑になると電力需要は最大6000万㌔㍗前後にまで増大する。したがって平年並みの暑さで東京電力が積み上げ努力に成功すれば、需給はギリギリの線。猛暑で積み上げができないと、800万㌔㍗の不足という計算になる。夏の暑さしだいということになるが、やはり最悪の事態を想定して準備しておかなければならない。


                            (続きは来週サタデー)

    ≪6日の日経平均 = 下げ -145.00円≫

    【今週の日経平均予想 = 2勝0敗】

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