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経済なんでも研究会
銀行・生保はどうする? / 東電向け債権放棄 (上)
2011-05-24-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 火付け役になった官房長官 = 大金融機関は、東京電力に貸し付けた巨額の融資をチャラにすべきかどうか。この問題をめぐって、いま関係者たちが睨み合っている。火を付けたのは枝野官房長官。13日の記者会見で「金融機関が債権放棄をしなければ、公的資金の投入に国民の理解はとうてい得られない」と発言した。

東京電力の借入額は約4兆円。事故以前の分が2兆円、以後の分が2兆円ある。枝野長官の指摘は事故以前の2兆円についての言及で、金融機関は「事故のリスクも考慮に入れて融資していたのだから、その分を債権放棄するのは当然」という論理だ。

金融機関別の融資残高をみると、日本政策投資銀行の4041億円を筆頭に、三井住友銀行が2909億円、みずほコーポレート銀行が2010億円、三菱東京UFJ銀行が1772億円。それに日本生命保険が1497億円、第一生命保険が1432億円となっている。もし債権を放棄すると、これらの金融機関は1000億円単位の損失を負うことになるから、猛烈な反対論を展開した。

ところが驚いたことに、閣僚のなかからも反対論が噴出。与謝野経済財政相は「電力のように公共性のある事業に、貸し手責任が発生することは理論上もありえない」と突き放した。さらに「おセンチな議論はダメだ」と手厳しい。まるで与野党間の論争に聞こえるが、閣内不一致の典型。不思議なことに、自民党からはほとんど声が聞こえてこない。


                                         (続きは明日)  

    ≪23日の日経平均 = 下げ -146.45円≫

    ≪24日の日経平均は? 予想 = 下げ

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