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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 電力不足を乗り切る ⑤
2011-06-04-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 東京電力・東北電力は綱渡り = いよいよ夏。気象庁の長期予報によると、ことしの夏は「昨年ほどの猛暑ではないが、平年よりは暑い」らしい。そこで各電力会社の供給能力を調べてみると、東京電力と東北電力は平年並みの暑さでギリギリ。中部電力は猛暑ならギリギリという結果が出た。いずれにしても、節電がなければ危ない。

東京電力の発電能力は、震災のため一時3100万㌔㍗にまで低下した。その後は火力発電所の復旧、ガスタービン発電所の新設、それに夜間の電力を使って水を汲み上げる揚水発電などで能力を増強。現在の見通しでは、7月末に5380万㌔㍗を確保できる見込み。平年並みの暑さでも100万㌔㍗ほど足りない。仮に猛暑だと、600万㌔㍗ぐらい不足する。

東北電力も火力の復旧やガスタービン発電、それに北海道電力からの融通もあって、現在の供給能力は1210万㌔㍗にまで回復した。7月末には1370万㌔㍗にまで増える見込み。しかし夏の需要予測は最大で1480万㌔㍗。ピーク時の不足は110万㌔㍗になる計算。暑さが平年並みなら、もう少しの努力で追いつける。

中部電力は浜岡原発の停止で361万7000㌔㍗の出力を失った。その結果、現在の供給能力は2637万㌔㍗に。ことしのピーク予想は2560万㌔㍗なので、余裕はほとんどないが、何とか間に合いそう。ただ猛暑だった昨年のピーク需要は2621万㌔㍗だったから、昨年並みの暑さになると文字通りギリギリ。ただ中部電力の場合は、関西電力や北陸電力から融通を受けられる可能性がある。


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