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経済なんでも研究会
哲学なき EU との EPA 交渉 (上)
2011-06-01-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 韓国に先を越されて = 日本とEU(ヨーロッパ連合)は、EPA(経済連携協定)の締結を目指して予備交渉を始めることになった。菅首相とEU首脳の会談で合意したもの。会談後に発表された共同コミュニケでは「予備交渉を可能な限り早期に開始する」と明記している。

EPAというのは、いわばFTA(自由貿易協定)の拡大版。FTAが輸入関税の撤廃など貿易面での規制緩和を推進するのに対して、EPAは貿易面だけではなく経済の広い分野での規制緩和を追及する。たとえばEU側は、医療機器に関する安全基準の緩和や政府調達への参入拡大など、数多くの要求を持ち出してくるものとみられている。

日本にとって、EUは中国とアメリカに次ぐ第3の大輸出市場。昨年の輸出総額に占める対EU輸出の割合は11%にのぼっている。そのEUが工業製品の輸入関税を撤廃してくれれば、日本のメリットはきわめて大きい。いま日本からの輸入品には、たとえば自動車だと10%、薄型テレビだと14%の関税がかかっている。

韓国はEUとの交渉を早くから進め、この7月にはFTAが発効する。すると韓国からの輸入品に対する関税は徐々に軽減され、やがては撤廃される。そうなったら日本の輸出は、きわめて不利になる。そこで慌ててEUとの交渉を始めることになった。


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