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経済なんでも研究会
欧米は同時不況へ / 頑張れるか 日本 (下)
2011-08-19-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 日本は3-5%成長へ = 日米欧の先進国は4-6月期、そろって経済が不調だった。アメリカとヨーロッパは、少なくとも7-9月期は不調が継続するとみられている。EUは経済の牽引力になってきたドイツとフランスの不振が痛い。6月はドイツの生産が前月比で1.1%減少した。新車販売もドイツが0.3%、フランスは12.6%の減少となっている。EUの財政問題は鎮静化に時間がかかるとみられ、景気の停滞は長引くかもしれない。

アメリカは7-9月期に入って、国債の格下げという新たな問題を抱え込んだ。株価の下落で、個人消費も抑制されそうだ。ミシガン大学による8月の消費者態度指数は8.8ポイントも急落、31年ぶりの低水準に落ち込んでいる。アメリカの財政問題も、早急に目鼻が付くような性質のものではない。年内は景気の低空飛行が続く可能性は高い。

このように欧米の経済は、同時不況に陥る公算が大きくなっている。そうしたなかで日本だけが、震災の復興需要に支えられて上向きの経済が続く。生産や輸出も順調に回復。今後は設備投資、住宅建築、それに公共事業も拡大する。日経新聞の調査だと、エコノミスト15人が予測する7-9月期の成長率はプラス5%。少なくとも3%成長は見込めるだろう。

日本の場合、10月以降もこの勢いを持続できるかが問題だ。欧米の不調に加えて、中国などの新興国も成長率が落ち気味である。さらに円高、株価の下落、電力不足など、障害物は少なくない。この障害物を乗り越えるための最低条件は、十分な規模と内容の第3次補正予算が早く成立することだ。9月には誕生する新政権の力量が、すべてのカギを握っている。


    ≪18日の日経平均 = 下げ -113.50円≫

    ≪19日の日経平均は? 予想 = 下げ

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