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経済なんでも研究会
ソフトランディングへ / 中国経済
2011-10-19-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 引き締め解除の時期は? = 過熱状態だった中国経済が、少しずつ冷えてきた。中国統計局が18日発表した7-9月期のGDP成長率は、前年比の実質値でプラス9.1%。1-3月期のプラス9.7%から着実に減速した。中国政府・中央銀行による引き締め政策が、効果を表し始めたものとみていい。

発表によると、昨年まで伸び率が30%を超えていた輸出は22.7%に。また内需の勢いを示す小売り売上高は17.7%にまで減速した。その一方で、都市部の固定資産投資は相変わらず強く、前年比24.9%の高水準だった。全体としての感じは、これまでのところ政府が描いていたソフトランディングの体制に入りつつあると言っていい。

中国では昨年春から物価が上昇し始め、政府・中央銀行は金融引き締め政策を強化してきた。昨年からの政策金利引き上げは計5回、預金準備率にいたっては15回も引き上げている。その結果、9月の消費者物価は前年比6.1%の上昇に。7月の6.5%をピークに下がり始めている。このため中国国内では、近く預金準備率が引き下げられるのではないかという観測も強まっている。

ただ物価の上昇率は政府が目標としている4%を、まだかなり上回っている。たしかに引き締めが利きすぎて、不況を招いたら一大事だ。だが中国は引き締めの一方で、財政支出は減らしていない。固定資産投資が高水準を維持しているのは、その結果である。つまり、いつでもアクセルは踏み込める自信があるから、金融面での引き締め解除はもう少し時間を置くのではないだろうか。


    ≪18日の日経平均 = 下げ -137.69円≫

    ≪19日の日経平均は? 予想 = 上げ

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