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経済なんでも研究会
韓流で行こう / 貿易自由化 (下)
2011-11-04-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ “鎖国”で固まったら一大事 = 韓国でも農業は重要な産業である。しかも生産性は日本より低い。このため貿易の自由化に際しては、農民を中心に大々的な反対運動が巻き起こった。これに対して韓国政府は「工業製品の輸出で発展する以外に道はない」と全国民に訴える一方、国内農業の競争力強化と農民の所得安定に総額130兆ウォン(約9兆円)を投じて農民の説得に当たった。

そして重要な貿易相手国と個別に折衝、着々とFTAの網を張り巡らせることに成功した。遅れをとった日本がTPPに参加することで、一気に形勢を挽回するという考え方は理解できる。だが、それだけにTPPは“劇薬”だ。仮に反対論者を説得できず参加を断念した場合、日本の世論は“鎖国”論で固まってしまうかもしれない。そうなると個別のFTA交渉も困難になり、貿易立国は瓦解してしまう危険性がある。

もちろん、これまでのように農業輸出に関心のない国とのFTAを増やしても意味はない。オ―ストラリアやカナダ、さらにはアメリカやEUとも順を追って協定を結ぶべきである。そのつど、コメは例外とし、他の農産物については一定の譲歩をする。その譲歩の度合いにしたがって、国内農業に対する支援を厚くして行く。

国論を二分した揚句に、TPPへの対応を決める。そのとき「ノー・サイド」にできるかどうか。野田政権にその能力はないだろう。それなら戦略を転換して、韓国流の方策に切り替えた方がいいのではないか。民主党も自民党も頭を冷やして、方針転換を考えた方がいい。


    ≪4日の日経平均は? 予想 = 上げ

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