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経済なんでも研究会
3度目の 100ドルへ / 原油価格
2011-11-15-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 大きい日本への悪影響 = 原油の国際価格がまたまた100ドル台に乗せようとしている。ニューヨーク市場のWTI(ウエストテキサス・インターメディエート)先物価格は先週末、1バレル=98ドル99セントに上昇した。今週中にも100ドルを超える可能性は高い。仮に超えれば史上3度目の100ドル台ということになるが、日本経済に及ぼす悪影響はかつてなく大きくなりそうだ。

ニューヨーク市場の原油価格は、08年6月に134ドルの最高値を記録した。このときはリーマン・ショックで急落。ことし4月には114ドルまで戻したが、ヨーロッパの財政・金融不安を受けて反落。9月には75ドルまで値下がりしている。それがまたまた上昇して、3度目の100ドル台に接近した。

エネルギーのほとんどを輸入に頼っている日本にとって、原油価格の高騰は全くありがたくない。ガソリンや灯油が上がる。輸入代金の増大で購買力が海外に流失するから、景気も悪くなる。特に今回は原発の稼働率が低下し、火力発電への依存度が急増している。たとえば9月の貿易統計をみても、鉱物性燃料の輸入額は前年比32.5%も増えた。値上がりすれば、輸入額はもっと跳ね上がる。

原油価格を押し上げている原因は、冬場の需要期を迎えたこと。この冬は例年より寒いという長期予報が出ていること。それにギリシャとイタリアで政権が交代し、ともに議会で財政再建策が承認されそうなこと。ヨーロッパの財政・金融不安が小康状態になったため、投機資金がまた原油に向かってきたためである。ヨーロッパの不安も困るが、原油の高騰も困る。ことしの冬は厳しそうだ。


    ≪14日の日経平均 = 上げ +89.23円≫

    ≪15日の日経平均は? 予想 = 上げ

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