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経済なんでも研究会
設備投資に現れた “空洞化”の進行
2011-12-08-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 海外での投資が急増 = 日経新聞がまとめた11年度の設備投資計画調査によると、全産業の設備投資額は22兆0697億円で前年度比14.4%の増加になる見通し。2年連続の増加であり、企業の投資マインドは堅調だと言っていい。注目されるのは海外での設備投資が39.2%も伸びること。産業空洞化の実態が設備投資の面にも、はっきり現れてきた。

この調査は、銀行・保険・証券を除く1426社を対象に行われた。このうち製造業の投資計画は12兆0933億円で、前年度比では21.4%の増加。非製造業は9兆9764億円で6.9%の増加となっている。製造業で伸びが大きかったのは自動車や化学など。鉄鋼と医薬品は前年度比で減少している。非製造業では、小売りの伸びが目立つ。

海外での設備投資額は2兆円に達する見込み。まだ全体の1割に満たないが、前年度に比べると40%に近い増加率となっている。主として製造業で、自動車や機械、化学などの業種が海外での投資を増やしている。タイの大洪水という特殊事情もあったが、アジア向けが多い。

このような設備投資動向は、産業の空洞化を反映したものだ。したがって、海外での設備投資は今後も急増を続ける可能性が大きい。問題は国内景気との関連。企業の設備投資は国内で実行されれば景気を押し上げる力になるが、海外ではダメ。このため今後の投資が海外で増えて国内で減ると、景気は足を引っ張られることになる。


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