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経済なんでも研究会
日銀短観にみる 復旧・復興需要 (下)
2011-12-21-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 業況判断DIのプラスは20年ぶり = 東北6県だけに限ってみると、製造業の業況判断DIは5ポイント改善してプラス1に。非製造業は9ポイント改善してプラス5にまで回復した。この結果、全産業のDIもプラス3に上昇したが、この数字がプラスになったのは、なんと1992年以来20年ぶりのこと。復旧需要が企業の景況感をぐっと持ち上げた。

業種別にみると、製造業では窯業・土石が44ポイントも改善したのをはじめ、運搬・輸送用機械など復旧に関連する業種のDIが大幅に上昇した。また非製造業では鉱業・採石業・砂利採取業が40ポイントの改善。事業所向けサービス業、卸売業のDIも目立って上向いた。

県別に全産業の景況判断DIをみると、最も良くなったのは宮城県でプラス20。次いで岩手県のプラス14、福島県のプラス6となっており、被災県の健闘が目立つ。逆に青森県はゼロ、秋田県はマイナス9、山形県はマイナス11。当然のことかもしれないが、復旧需要が被災3県に集中していることを反映している。

心配なことは、企業が3か月後の業況は悪化すると予想している点だ。全国調査でも先行き見通しは、全産業ベースで6ポイントの低下。東北6県でも10ポイントの悪化を予想している。これから第3次補正予算による本格的な復興事業が始まるというのに、どうも先行きには自信がない。じっさいに復興需要が出るはずの来年3月に、この短観の数字が上方修正されていることを期待したい。


    ≪20日の日経平均 = 上げ +40.36円≫

    ≪21日の日経平均は? 予想 = 上げ

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