FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
2012年の経済展望 ① 日本
2012-01-01-Sun  CATEGORY: 政治・経済
◇ 政府見通しの達成はムリ = 政府が昨年末に作成した公式の経済見通しによると、12年度の実質成長率は2.2%、名目成長率は2.0%となっている。11年度の実質成長率はマイナス0.1%の見込みなので、ことしの景気は上向くと想定しているわけだ。過去5年間の平均値はマイナス0.2%だから、この想定通りなら「まずまず」と言えるだろう。

一方、民間の調査機関20社の予測を平均すると、12年度の実質成長率は1.8%で政府見通しよりはやや低い。その差は世界経済の動向、特にヨーロッパの状況をどう見るかで生じているようだ。この点について、政府は「EUの対策が効果を上げて持ち直しが進む」と判断している。

だが仮にギリシャ発の財政・金融不安が鎮静したとしても、その裏では各国の緊縮財政が着々と進行するはずだ。このため輸出市場という観点からみる限り、ことしのヨーロッパは期待薄。対ユーロでは、さらに円高が進むかもしれない。政府見通しは甘く、その達成はむずかしいと思われる。

プラス材料は被災地の復興が本格的に始まること。復旧・復興に対する財政支出は総額18兆円にのぼり、その景気刺激効果は小さくない。しかし半面、円高とエネルギー輸入の増大で、外需の景気刺激効果はほとんど期待できなくなる可能性が大きい。結局、成長率は民間推計の平均値に届くかどうか。数値は多少上がったとしても、残念ながら好況感が出ることはなさそうだ。


                                  (続きは明後日)

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング
   

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.