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経済なんでも研究会
2012年の経済展望 ③ 東アジア
2012-01-04-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 中国とよく似た動き = 東アジア諸国の経済は、全体として中国と同じような経過をたどっている。昨年後半からは経済成長率がやや鈍化したが、これは輸出の伸び悩みと金融引き締めが原因。輸出はヨーロッパとアメリカ向けが落ち込んだ。引き締めはインフレ対策として、多くの国が実施した。

たとえばインドネシア、フィリピン、マレーシア、タイのASEAN(東南アジア諸国連合)中核4か国をみると、昨年の実質成長率は前半の4.9%が後半は4.5%にやや減速した。ADB(アジア開発銀行)の予測によると、中国や韓国を含めた東アジア13か国の成長率は11年が平均7.5%、12年は7.2%になる見通し。昨年9月時点の予測より11年は0.1ポイント、12年は0.3ポイント下方修正された。

もっとも国によって状況は異なる。11年から12年にかけて成長率が上がると予測されるのは、タイとフィリピンとべトナムの3か国。特にタイは洪水の被害から回復するため、2%から4.5%に上昇する見込み。あとの10か国はすべて成長率が下落するなかで、この3か国は東アジア経済の下支え役になりそうだ。

物価の上昇もフィリピンとベトナムを除けば、ほぼ鎮静した。したがって、その他の諸国では早い機会に金融政策を引き締め解除の方向に転換する可能性が強い。今後はヨーロッパとアメリカの景気動向に左右される。そうしたなかでADBが、欧米の景気が仮にリーマン後の09年並みに低迷すると、13か国の成長率は12年に5.4%に下落するとわざわざ試算している点が少し気がかりだ。


                                    (続きは明日)

    ≪4日の日経平均は? 予想 = 上げ

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