FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
改善し始めた雇用 / アメリカ
2012-01-11-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 予想を上回った雇用者の増加 = 新年を迎えて初めての明るいニュースは、アメリカの雇用統計だった。米労働省が発表した昨年12月の雇用統計によると、完全失業率は8.5%と前月より0.2ポイント低下した。昨年10月まではずっと9%前後で推移してきたが、11月からは目に見えて下がり始めている。まだ水準としては高いが、それでも一昨年12月と比べれば0.9ポイントも改善した。

特に雇用者数の増加が、事前の民間予測を大きく上回った。農業を除く民間の雇用者総数は1億4079万人。前月に比べると21万2000人、前年比では190万人増加した。11月の増加数は10万人だったから、2倍以上の増え方になっている。ただ政府関係の雇用者数が1万2000人減少したため、雇用者総数では前月比20万人の増加となった。

ここで注目されるのは、政府関係の雇用者減少が小幅にとどまったこと。地方自治体が財政支出を削減したことから、これまでは月に3万人近くの減少をたどってきた。この人員削減が、どうやらピークを越えたようだ。もう1つは、就職をあきらめている人の数が激減したこと。12月は94万5000人で、前年より37万3000人も減った。

アメリカの雇用者数は、リーマン・ショック前から800万人も減少している。だから改善したとは言っても、まだ2割程度の回復でしかない。ティーンエイジャーの失業率は23.1%と高いまま。だが少なくとも改善に向かった動きが見えてきたことは確かだろう。反動減も予想されるが、ことしを通じて雇用の増加が続けば、世界経済にとっても大きな下支えになることは間違いない。


    ≪10日の日経平均 = 上げ +31.91円≫

    ≪11日の日経平均は? 予想 = 上げ

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.