FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 日本の国債 ①
2012-02-04-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 一万円札を積むと東京→モスクワ間 = 日本の国債発行残高は、ことし3月末で676兆円になる見込み。さらに12年度予算が執行されると、来年3月末には709兆円に達する。この金額を一万円札で積み上げると、その距離は7090㌔㍍に。もう少しで東京→モスクワ間に匹敵する。国民1人当たり554万円。年間税収の17年分に相当する。

しかも増加のスピードが速い。1965年(昭和40年)にはゼロだったのが、1989年(平成元年)には161兆円に。そのあと急速に増えて現在に至っている。最大の理由は予算の歳出を税収で賄えなくなり、国債を発行して不足分を補ってきたこと。言い換えれば国の借金であり、国債は国が発行した“借用証”である。

たとえば、いま国会で審議中の12年度予算案をみてみよう。一般会計の歳出総額は90兆3000億円。その財源となる税収は42兆3000億円しかない。その他の収入を加算しても足りない分は44兆2000億円。その不足分だけ国債を発行する計画だ。要するに年間900万円の支出が必要な家庭で、収入は460万円しか見込めない。あとの440万円は借金に頼るという、きわめて不健全な財政状態だ。

南ヨーロッパの国々は、いま厳しい財政不安の嵐に襲われている。これらの国々について12年の財政赤字がGDPに占める比率をみると、ギリシャは7.0%、スペインは4.4%、イタリアは1.6%などとなっている。これに対して、日本の比率は9.4%と圧倒的に高い。日本の国債が売り込まれるようなことはないのだろうか。


                           (続きは来週サタデー)

    ≪3日の日経平均 = 下げ -44.89円≫

    【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.