FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
失業者、就業者ともに減少 / 東北地方
2012-02-02-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 人口流出の影響で? = 総務省が発表した昨年10-12月期の労働力調査によると、全国の完全失業率は4.3%で前年同期に比べ0.5ポイント改善した。失業者数は281万人で前年より36万人減っている。ただ就業者数も9万人の微減となった。昨年は大震災の影響で3-9月間は被災3県の調査ができなかったが、10-12月期からは3県の調査結果も含まれている。

そこで10-12月期の結果を、地域別に前年同期と比べてみた。まず全国10地域で、失業率はすべて低下した。最も低下したのは震災復興が始まった東北地方で、前年比1.0ポイントの低下。次いで近畿、北陸が大きく低下している。ただし失業率の水準で言えば、北陸、東海、中国の3.5%がいちばん低い。

失業率が目立って低下した東北地方では、失業者数も5万人減っている。ところが就業者数も4万人減少という、やや異常な形になった。通常なら失業者が減って失業率が下がる場合、就業者は増えるはず。異常な形になったのは、原発事故の影響で被災県からの人口流出が大きかったためだと考えられる。もっとも、この点について総務省は何も説明していない。

同時に発表した昨年12月の完全失業率は4.6%で、前月より0.1ポイント悪化した。失業者数は299万人で、前月比3万人の増加。就業者数は6246万人で、3万人減少した。この数字からも判るように、雇用情勢は昨年末にやや悪化した。ことしは本格的に震災復興が始まる。その経済的な効果で、失業率がどこまで下がるか。東北地方の状況はどうなるか。推移を見守りたい。


    ≪1日の日経平均 = 上げ +7.28円≫

    ≪2日の日経平均は? 予想 = 上げ

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.