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経済なんでも研究会
居直ったギリシャ? / 長引く債務問題 (下)
2012-02-10-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 連立与党がみな大反対 = ギリシャの債務を削減する方法としては、発行済みの国債に対して価値が50%しかない新規の国債を割り当てることになっていた。しかし、これだけではギリシャの財政再建には不十分と考えられるようになったため、EU側は新規国債の利率を4%以下に抑えるよう指導。これで実質的には、債務の削減率が65-70%になるという。もちろん、民間金融機関側は猛反対している。

一方、EU側はギリシャ政府に対して、年金と賃金の引き下げを含むいっそうの緊縮政策を実行するよう要求した。これが実行できなければ「次の融資は行えない」と、最後通告とも言える強硬な要求である。だがギリシャ政府部内では、連立野党がいずれも受け入れに強く反対。労働組合もゼネストの構えをみせている。

ギリシャはパパデモス連立内閣になってから、消費税やガソリン税の引き上げ・国有企業の売却・公務員の削減・公共事業の凍結などを中心とする厳しい緊縮政策を決定してきた。ただ、その実行は思い通りには進んでいない。しかも景気はかなり悪化し、失業者も大幅に増えたようだ。

そのうえに年金給付の引き下げ、賃金のカットは厳しすぎる。国民の反対も強い。4月には総選挙も予定されているから、絶対に受け入れられない。ギリシャの各政党は、こういう姿勢で固まってしまった。最新の報道によれば、ギリシャの与党は年金の引き下げだけを拒否し続けているという。EUは9日夜、財務相会議を開いて協議するが、ギリシャのこの“居直り”にどう対応するのだろうか。


    ≪9日の日経平均 = 下げ -13.35円≫

    ≪10日の日経平均は? 予想 = 上げ

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