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経済なんでも研究会
じわり上げ始めた企業物価
2007-04-13-Fri  CATEGORY: 政治・経済
日銀が集計した06年度の国内企業物価は、前年比2.8%の上昇だった。これで3年度連続の上昇。上げ幅はしだいに大きくなっている。バブル崩壊の影響で長らく下落傾向をたどっていた企業物価は03年に底入れ。そこからは上昇路線に乗っていることが、ほぼ確認されたと言っていい。

内容をみると、非鉄金属が41.6%、石油・石炭製品が10.6%、スクラップ類が37.6%の値上がり。世界的な景気回復、中国やロシアなどの開発ブームで、原材料の価格が大幅に上昇した。日銀が同時に発表した06年度の輸入物価(円ベース)をみても、金属や同製品、石油・石炭・天然ガスなどの価格上昇が目立っている。

企業物価というのは、企業間で取引される商品の価格。従来は「卸売り物価」と呼ばれていた。日銀は5508の商品について、毎月の動きを調べている。輸入価格の上昇は円安の影響も受けているが、その輸入価格の上昇が企業物価を押し上げているというのが現在の構図だ。

ここまで企業物価が上がっているのに、末端の消費者物価は落ち着いている。末端の段階では、競争が激しく値上げができない。だから企業物価の値上がり分を、中間段階のどこかが必死で吸収しているわけだ。その努力がいつ限界に達して、消費者物価が上がり始めるのだろうか。

    ≪13日の日経平均 = 下げ≫

    【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】

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