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経済なんでも研究会
ユーロ圏の地雷 !? / フランス大統領選挙
2012-03-02-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ EUの対策がご破算に? = もうしばらくすると、全世界の耳目がフランスに集まるだろう。4月22日に予定されるフランスの大統領選挙。ここでサルコジ現大統領(57歳)が負けると、フランスはこれまでEU首脳が構築してきた「信用不安を鎮めるための財政規律の強化策」を否定することになる可能性が、きわめて高くなるからだ。しかも世論調査によると、サルコジ大統領はやや劣勢という結果が出ている。

フィガロ紙が実施した最新の世論調査によると、第1位は最大野党・社会党のオランド元党首(56歳)で29%。サルコジ大統領の27%をやや上回っている。政策はサルコジ氏が「消費税を引き上げて財政再建。一方で企業の社会保険負担を軽減して競争力強化。原発拡充」に対して、オランド氏は「年金支給年齢の引き下げ。財政規律重視の政策見直し。原発縮小」と正反対だ。

憲法の規定によって、投票で過半数を超える当選者が出ない場合は、5月6日に1位と2位の決選投票が行われる。そのときサルコジ氏が1位になると、2位のオランド氏と3位が連携する可能性も出てくる。その3位はフィガロ紙の調査で16.5%を獲得しているル・ベン国民戦線党首(42歳)。まだ若い女性だが、思想は極右。政策は「移民の排斥。ユーロ圏からの離脱」である。

仮に第1回投票でオランド氏が勝てば、フランスはEUが構築中の財政規律強化のための条約などには参加しないかもしれない。また第2回投票で2-3位連合が勝てば、EUに対する姿勢はもっと厳しくなるだろう。そうなると、ギリシャやスペイン、イタリアなどに対する支援も難しくなる。ある意味でEUはこれまで市場と闘ってきたが、こんどは民主主義によって存続を脅かされることになるのかもしれない。


    ≪1日の日経平均 = 下げ -15.87円≫

    ≪2日の日経平均は? 予想 = 上げ

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