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経済なんでも研究会
景気の回復は V字型 (下)
2012-03-14-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 夏までは続く急成長 = 経済産業省の調査によると、鉱工業生産は2月も3月も前月比1.7%の増加となる見込み。この予測通りなら、1-3月期の生産は前期比5.3%の増加となって、昨年7-9月期の4.3%増を上回る。特に輸送用機械産業は8.0%の増産が見込まれており、部品や原材料部門への波及効果はきわめて大きい。

四半期ごとの実質成長率をたどってみると、08年秋のリーマン・ショックで大きく下降したあと、09年夏からは回復基調に転じた。しかし11年の前半は大震災の影響で再び低下。後半の7-9月期は復旧需要などで7.0%増と伸びたが、10-12月期はタイ洪水の余波を受けてマイナス0.7%に落ち込んでいる。このように景気はギザギザ模様を続けたが、こんどの上昇はいつまで持続するのだろう。

大きなプラス要因の1つは、アメリカ経済が回復軌道に乗りつつあることだ。アメリカの2月の雇用者数は前月より22万7000人の増加。これで増加は17か月連続になった。この点はリーマン後や震災後とは全く異なる環境の好転と言える。ニューヨーク株式の上昇に引きずられて、日経平均株価も上がってきた。とりわけ円相場が超円高の状態を脱し、下降局面に入ったことは大きい。

もちろん、ヨーロッパ情勢はまだ不安定。原油価格の高騰が、世界経済に与える悪影響も無視はできない。また国内でも、エコカー補助金の効果は徐々に低下して行く。夏の電力供給が思わぬ障害になるかもしれない。そして政治の混迷も心配のタネ。このように不安材料は多々あるが、6月ごろまでの景気はV字型の回復を続けるだろう。その先の回復持続は、まだ“期待”の段階である。


    ≪13日の日経平均 = 上げ +9.22円≫

    ≪14日の日経平均は? 予想 = 上げ

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