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経済なんでも研究会
景気回復のカベ? : 原油の高騰 (上)
2012-03-21-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 米のガソリン価格は危険水域に = ガソリンの価格が世界中で高騰している。アメリカでは先週、小売り価格の全国平均が1ガロン=3ドル80セントにまで跳ね上がった。前年比では1割も高くなっている。過去の経験則に従えば、4ドルになると個人消費が抑制気味になるという。ようやく景気回復の軌道に乗り始めたアメリカ経済に、新たな阻害要因が出現した形となった。

原因は原油の国際価格が1バレル=100ドルを超えた水準で、このところ高止まりしていること。ニューヨーク原油市場のWTIは今月初め、1バレル=110ドルまで上昇した。昨年5月以来の高値で、10月初旬の安値に比べると4割も高騰している。その後はやや反落したが、今週初は108ドル。下がる気配は見せていない。

原油価格の高騰は、いくつもの要因が重なって惹き起されている。アメリカや日本の景気が上向いて需要が増大。中国やインドなど新興国の需要が一貫して伸びていること。そこへイラン情勢の緊迫化が加わった。イランは2月19日、イギリスとフランス向けの輸出を停止した。このイランの措置に対して、サウジアラビアが増産をしなかった。

サウジは“アラブの春”の影響で国民が不満を増大させるのを防ぐため、財政支出を大幅に拡大している。その財源を確保するには、原油価格が高止まりしている方が好ましいと考えているようだ。こうした状況をみて、ヘッジファンドなどの投機資金が市場に流入。北海ブレンドも130ドル近辺、ドバイ原油も125ドルと、3年半ぶりの高値圏に押し上げられている。


                                 (続きは明日)

    ≪19日の日経平均 = 上げ +12.16円≫

    ≪21日の日経平均は? 予想 = 下げ≫ 

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