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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 日本の国債 ⑧
2012-03-24-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 海外保有が増加、個人は減少 = 日銀の集計によると、11年9月末時点で海外が保有する日本国債は75兆6800億円だった。その内訳は国庫短期証券が28兆2700億円、国債・財投債が47兆4000億円となっている。発行総額に占める割合は8.2%で、まだ1割には達していない。買い手は外国の政府、中央銀行、金融機関、投資信託、年金基金など。

いま財政不安の渦中にあるヨーロッパ諸国は、国債消化の海外依存度が50%を超えているところも多い。日本の依存度は低く、これが日本国債は安全という根拠の一つになっている。ところが近年、日本の海外依存度は急速に上昇してきた。たとえば06年9月末時点の海外保有は39兆5700億円だった。そこからの5年間で、保有額は91%も増加したことになる。

反対に、この5年間で家計の保有額は6%減少した。06年9月の保有額は31兆4300億円だったものが、11年9月末では29兆4900億円に減っている。その主たる理由は、個人向け国債の金利が低下したためだと考えられる。個人向け国債というのは、国債の消化を促進するために03年から発行された個人だけが買える国債。買いやすいように、購入単位は1万円になっている。

日本の国債は、巨額の個人金融資産によって消化されている。この意味は前に説明したように、個人が金融機関に預貯金したおカネで金融機関が国債を購入していることを指す。いわば個人が間接的に国債を買っていることになる。これに対して個人向け国債の購入は、直接的な保有。この直接的な保有が、最近は減少してきたというわけだ。


                           (続きは来週サタデー)      

    ≪23日の日経平均 = 下げ -115.61円≫

    【今週の日経平均予想 = 2勝2敗】

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