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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 日本の国債 ⑩
2012-04-07-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 国債の安全性を示す格付け = 国債の金利には、表面利率と利回りの2種類がある。表面利率は、国債が発行されるときに決められる金利。たとえば額面100万円の国債に対して半年ごとに1万円の利子が付くとすれば、利率は2%ということになる。一方、利回りというのは流通市場で国債を買った場合に、償還までの間に年いくらの運用益が見込めるかを利率で示すもの。

国債は必ず額面で償還されるから、流通市場で安く買えば利回りは上昇する。高く買えば逆に下降するわけだ。そして新規に発行するときの表面利率は、その時点での流通利回りを基準にして決められる。したがって国債の金利は、流通市場の需給関係で動いていると考えていい。

一般的に言うと、日銀が政策金利を下げたり、量的に金融を緩和すると、おカネが余るから国債は買われて価格が上がる。すると流通利回りは下落して、新規に発行される国債の表面利率も下がることになる。いま日本の国債はそうした状態に置かれており、10年国債の利回りは1%前後で推移しているのが現状だ。

ところが国債の金利は、時として大きく変動することがある。その1つの要因が、国債に対する格付けの変更だ。格付け会社は、個々の株式や債券について元本や利息がきちんと支払われるかどうか。つまり安全性を査定して発表している。これが格付け。格付けが下がると購入したいと思う人が減るから、価格が下がり利回りは上昇してしまう。いまギリシャをはじめ南ヨーロッパ諸国の国債が、格下げによる利回りの上昇で大きな問題を惹き起している。


                           (続きは来週サタデー) 

    ≪6日の日経平均 = 下げ -79.16円≫

    【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】

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