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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 日本の国債 ⑪
2012-04-14-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 国債格下げのラッシュ = 国債の格下げが世界経済の大問題に浮上したのは09年5月。発端はあのギリシャだった。政府による財政赤字の“粉飾”が露呈し、ギリシャに対する不信感が増大した。このため格付け会社が、一斉にギリシャ国債の格付けを引き下げている。ところが国債の格下げはギリシャにとどまらず、各国に波及した。リーマン・ショック後の景気対策で、各国とも財政赤字が増大したためである。

日本の国債も11年1月に格下げされた。アメリカも引き下げられている。大手の格付け会社は、スタンダード・プーア、ムーディーズ、フィッチの3社。いずれも信用度を20以上の段階に分けている。たとえばスタンダード・プーア社の場合、22段階の最上位に格付けされている国債はドイツ、イギリス、カナダなど10か国だけ。アメリカは上から2番目、日本は4番目にランクされている。

問題のギリシャは何回も格下げされて、ことし3月にはとうとう最下位にまで落ち込んだ。このランクはデフォルト、つまり国債の償還が不能になったことを意味する。このためギリシャは、過去に発行した国債の償還や利払いに必要な資金をEUやIMFからの支援に頼らざるをえなくなった。

いまスペインやポルトガル、それにイタリアまでがギリシャと同じ道をたどるのではないかと心配されている。EUやIMFが懸命に支援網を構築しており、なんとか小康状態を保っているのが現状だ。一方、アメリカや日本の国債は、格下げ後もよく売れている。ほかに安全な投資先が見当たらないというのが、その主な理由。こうした状態がいつまで持続できるのか。心配は尽きない。


                            (続きは来週サタデー)     

    ≪13日の日経平均 = 上げ +113.20円≫

    【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】

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