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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 消費税の復習 ③
2012-05-19-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 税の累進性と逆進性 = 100円のお菓子を買うと、5円の消費税を払わなければならない。子どもが買っても、大金持ちが買っても同じ5円である。消費税は取り引きされる品物やサービスの何%と決められるから、だれが買っても税金は同じ。このように税の負担が平等なこと。これが消費税のもう1つの大きな特徴である。

ところが負担は平等でも、“負担感”は全く違ってくる。お小遣いを300円しか持っていない子どもにとって5円玉は貴重だが、大金持ちにとってはゼロに等しい。実際問題として、高所得者や資産家にとっては負担感が軽く、低所得者や資産を持たない人にとっては重く感じられる。このような消費税の特徴を、税の逆進性と呼んでいる。

逆進性の反対が、税の累進性。たとえば所得税は、年収が多いほど税率が高くなるように設計されている。現在の所得税率は、所得金額が195万円以下なら5%。所得が増えると税率が上がって行き、所得金額が1800万円を超えると税率は40%に。消費税の場合も、高所得者の方が高額の品物を買うから納税額は大きくなる。 

仮に消費税が10%に上がった場合、消費税の支払い額はどのくらい増えるのか。試算によると、年収250万円未満では年間11万8000円。1250万円-1500万円では26万1000円。年収に占める消費税支払い額の割合は年収1500万円以上では5%程度。しかし年収250万円未満では8.4%になるという。こうした消費税の逆進性を緩和するために考えられるのが、軽減税率給付つき税額控除だ。


                           (続きは来週サタデー)

    ≪18日の日経平均 = 下げ -265.28円≫

    【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】

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