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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 消費税の復習 ⑤
2012-06-02-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 政治を翻弄してきた消費税 = 消費税はこれまで数多くの内閣と政治家の命取りとなってきた。日本の政治家で消費税の必要性を最初に訴えたのは、自民党の水田三喜男政調会長(当時)。1970年(昭和45年)のことだった。それから20年近くの歳月を経て、税率3%の消費税が実施されたのは89年4月。その間、79年には大平内閣が一般消費税を、また87年には中曽根内閣が売上税を創設しようとしたが、いずれも失敗。これが原因となって、内閣は命運を絶たれている。

税率3%の消費税を89年4月に導入したのは、自民党の竹下内閣だった。だが内閣の支持率は急落、後継の宇野内閣もその年の参院選で惨敗した。その後も非自民連合の細川内閣が税率7%の福祉税構想を打ち出したが、すぐに撤回。2か月後には退陣した。社会党の村山内閣は94年に税率を5%に引き上げる改正法を成立させたが、95年の参院選で大敗している。

税率が5%に引き上げられたのは、97年4月のこと。自民党の橋本内閣のときだった。しかし、この内閣も98年の参院選で惨敗し総辞職している。さらに最近では2010年、民主党の菅首相が10%への税率引き上げに言及して参院選で大敗。ねじれ国会が出現することになった。

指折り数えてみると、消費増税に挑戦した総理大臣は7人。そのうち4人が失敗。3人は増税には成功したものの、世論の反発を受け選挙で大敗している。にもかかわらず消費増税が必要とされたのは、日本の財政事情が急速に悪化しているためだ。逆に消費税が政治を翻弄し増税の実現に長い時間を要したことが、財政問題の解決をいっそう困難にしてしまったと考えることもできるだろう。


                             (続きは来週サタデー)

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