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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 新・孫に聞かせる経済の話
2012-06-17-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第9章 財政って、なんだろう? ⑦

◇ 増えなくなった税金の収入 = 日本の財政が大赤字になってしまった原因は、歳入と歳出の両方の面にあります。まず歳入の面から説明しましょう。国の歳入はいろいろありますが、いちばん重要なのは税金です。その税金は、国の経済がどんどん発展する状態だと増え、あまり発展しない状態だと増えません。景気がいいと税収は増え、悪いと増えないと言ってもいいでしょう。

たとえば働いている人たちは、もらった給料のなかから所得税(しょとくぜい)を納めます。景気がいいと給料が上がりますから、納める所得税も増えることになります。また会社は利益の一部を法人税(ほうじんぜい)として納めますが、これも景気がよければ利益が大きくなり、法人税も増えるわけです。みなさんが買い物をするときに納める消費税。やはり景気がよければ買い物の金額が増えて、税収が増加します。

昭和40年代まで、日本の経済はとても元気でした。毎年毎年、経済が10%ずつも大きくなりました。だから税収も大きく伸びて、財政が赤字になる心配はほとんどなかったのです。ところが50年代からは調子が悪くなり、最近では毎年2%ぐらいしか経済が伸びません。このため税収もあまり増えなくなってしまいました。

もっと税金を納めてもらうようにすれば、財政の赤字は少なくなりますね。でも税金が重くなると、人々の暮らしは苦しくなってしまいます。会社の経営もむずかしくなるでしょう。だから税金はそんなに上げられないのです。人々がどれだけ税金を負担しているか。その重さを計る数字を租税負担率(そぜいふたんりつ)と言いますが、日本は約25%です。アメリカは23%、フランスは37%、スウェーデンは50%ぐらいです。


(続きは来週日曜日)

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