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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 危ない! 老朽化インフラ ①
2012-08-04-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 怖ろしいその実態 = 道路や橋、上下水道や港湾設備、それに学校や病院、公民館などの公共施設。国民が快適で便利な生活を送るための公共的な建造物を、インフラストラクチャー(社会基盤)と呼んでいる。このインフラの老朽化が進み、大々的な補修や造り直しの必要に迫られているものが急増中だ。調べてみると、その実態は怖ろしいとしか言いようがない。

たとえば橋の老朽化。徳島県の吉野川大橋は全長1137㍍。1972年に完成したから40年しか使われていないが、鋼材の溶接部分240か所に亀裂が見つかり、ことし1月に通行止めとなった。国土交通省によると、老朽化によって通行止めとなった橋は、昨年4月時点で全国216か所に及ぶ。また耐用年数を過ぎた下水管は、全国で延べ1万㌔㍍に達すると推定されている。

インフラの多くは、高度成長期の60年代から70年代にかけて建設された。そのほとんどが、近く老朽化する。たとえば首都高速道路の中心部は、東京オリンピックの開催に合わせて64年に開通した。それから50年近く、最近では老化が著しく補修が追いつかない状態だ。今後20年以内に、建設後50年を超えるインフラが全体の5割を上回るという試算もある。

部分的な補修の継続で、インフラの寿命をある程度は延ばすことができる。だが耐震性の観点から考えると、多くのケースで更新が必要になってくるだろう。しかし問題は、その財源。国土交通省では60年までに補修・更新の費用は190兆円かかると試算した。これらの財源を、どのようにして確保するか。各政党は、まだ議論を始めていない。


                          (続きは来週サタデー)

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