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経済なんでも研究会
穀物価格が高騰 / デフレは解消 !? (上)
2012-08-01-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ アメリカが非常事態宣言 = 小麦、大豆、トウモロコシ――穀物の国際市場価格が高騰している。シカゴ商品取引所では先週、小麦の先物相場が1㌴(35.24㍑)=9ドル台、大豆=17ドル台、トウモロコシ=8ドル台と、そろって史上最高値を更新した。中国など新興国の需要増加や投機資金の流入も価格上昇の要因だが、最も大きい原因はアメリカが歴史的な大干ばつに襲われたことだ。

ビルサック米農務長官は先週「全米の6割が干ばつの被害を受けており、作況は25年ぶりの大減産になる可能性がある」と事実上の“非常事態宣言”を発表。政府が低利融資や補助金を出す自然災害地域に、29州の1373郡を指定した。海洋大気局によると、干ばつは中西部を中心にカリフォルニア州からフロリダ州に及び、1956年以降で最悪の状態だという。

アメリカは大豆とトウモロコシの生産量で、世界の4割を占める。その国内在庫が減少するにつれて、価格は急激に上昇した。またアメリカだけではなく、ロシアも干ばつで小麦の生産量が2割減る見通し。インドも干ばつでサトウキビの生産が急減している。その一方、ブラジルでは多雨の影響でコーヒー豆が不作だと伝えられる。

小麦やトウモロコシは飼料にも使われるから、その値上がりは豚肉などの食肉価格にも影響する。日本の場合、輸入に占めるアメリカの比重はトウモロコシが94%、大豆が68%、小麦が52%、豚肉が40%ときわめて高い。すでに飼料用トウモロコシや食料油は値上がりしており、農水省も10月分から輸入小麦の放出価格を引き上げる方針だ。年末に向けて、しょう油・マヨネーズ・バター・豆腐・パン・コーヒーなどの値上がりが心配される。


                                   (続きは明日)

    ≪31日の日経平均 = 上げ +59.62円≫

    ≪1日の日経平均は? 予想 = 下げ

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