FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
サタデー自習室ーー高齢化の問題(6)
2007-05-12-Sat  CATEGORY: 政治・経済
6)今後の見通しは? ② = 高齢化の問題は日本全体、都道府県別に観察することが必要だ。さらにもっと地域を細分化して分析することが、きわめて重要である。地域を細分化して行くと、高齢化率のバラつきは非常に大きくなることが判る。

高齢化率のバラつきは、人口30万人未満の地域で大きくなる傾向が見える。たとえば2030年(平成42年)の予測をみると、名古屋市郊外の三好町は17.6%にとどまるのに対して、島根県の離島・知夫村は72.2%に上昇してしまう。また青森県の今別町は66.1%となる見込みだ。

原因は2つに分けられる。1つは現在40-50歳代の人が多く、あと25年たつと65歳以上人口が急増してしまうケース。もう1つは高齢者の数はそんなに増えないのに、若者の転出が多くて高齢化率が上がってしまうケース。大都市圏から遠い地域ほど、後者の場合が多いと言えそうだ。

もっと細分化して全国に6万以上も存在する集落を単位として観察すると、結果はかなり悲劇的である。高齢化率が50%を超えた集落、つまり65歳以上のお年寄りが半数を超えている集落を「限界集落」と呼んでいる。国土交通省の調査によると、限界集落の数は全国で7873。すでに集落としての機能を維持できなくなっているところが2917。10年以内に消滅すると予想されるところが422もあるのだ。

                   (続きは来週サタデー)

    Please click here ⇒ 人気blogランキングへ

ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.