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経済なんでも研究会
ほのかな明かり差す アメリカ経済 (下)
2012-10-12-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 期待される好循環の始まり = アメリカの住宅価格はバブルが崩壊して、06年夏から下落を続けてきた。それが6年たって、やっと底入れしたことになる。世界経済は08年秋のリーマン・ショックから低迷しているが、このショックも元はと言えばサブプライムと呼ばれた住宅抵当証券の暴落が原因。その住宅市場が回復に向かい始めた意義は大きい。

アメリカの住宅産業がGDPに占める比重はそんなに大きくない。だが住宅価格が下落すると、家計の資産バランスがマイナスになってしまう。新築した住宅を売ってもローンを返せない。金融機関は担保として差し押さえた物件を売りに出すから、供給過剰で値段が下がる。するとローンを返済できない人がまた増えて・・・という悪循環が続いてきた。

住宅価格が反転すると、この悪循環が止まる。じっさい最近は中古住宅の売り物件が、8年ぶりの水準にまで減少した。さらに価格が回復すると、家計の支出余力が増える。この余力が消費や株式投資に向かえば、経済の好循環が始まると期待できるわけだ。

FRBの調査によると、持ち家の市場価格がローン残高を下回っている家計は、まだ全体の24%もある。だから住宅市場は底入れしても、好循環が始まる状況ではない。しかしアメリカ経済が、住宅バブル崩壊の後遺症から抜け出しつつあることは確かだと言えるだろう。


    ≪11日の日経平均 = 下げ -49.45円≫

    ≪12日の日経平均は? 予想 = 上げ

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