FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
効き目なし : 日銀の金融緩和政策 (上)
2012-11-06-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 円は上昇、株価は下落 = 日銀は10月30日の政策決定会合で、新たな金融緩和策を決めた。9月にも資産買い入れ基金の10兆円増額を決めており、2か月連続の金融緩和はきわめて異例。その内容は①資産買い入れ基金の11兆円増額②貸し出し増加支援基金の新設③デフレ脱却を強調した政府との共同文書-―の3本立てとなっている。

資産買い入れ基金の増額を11兆円としたのは、9月の10兆円を上回る規模にしてインパクトを強めようと考えたため。国債10兆円のほか、ETF(上場投資信託)や社債も購入する。これで買い入れ基金の総額は91兆円に。また新設する貸し出し増加支援基金は、金融機関が企業や個人に新たな貸し出しをした場合、日銀がその貸出額と同額の資金を0.1%の低金利で無制限に貸し出すという仕組み。

日銀としては“清水の舞台”から飛び降りたつもりだったろう。ところが効果は全くなかった。30日の東京市場は朝方から為替は円安の方向に、株価は大幅に上昇していた。しかし日銀が午後2時45分に新政策を発表すると、円相場は大きく上昇、株価は市場が閉まるまでの15分間に急落してしまった。市場関係者は「予想の範囲内で失望したため」と解説している。

日銀が実施する金融緩和政策は、金利の引き下げと量的拡大の2つに大別される。このうち政策金利は、すでに0-0.1%に引き下げられており、もう引き下げの余地はない。このため最近の金融緩和は、すべて量的な緩和手段で実行されている。だが今回の緩和が実効をあげられなかったことで、量的緩和の手法も行き詰まったように思われる。


                                      (続きは明日)

    ≪5日の日経平均 = 下げ -43.78円≫

    ≪6日の日経平均は? 予想 = 上げ

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/10 >>
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.