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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 新・孫に聞かせる経済の話
2012-12-02-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第11章 国債って、なんだろう? ⑤

◇ 建設国債と赤字国債 = 前回は、利子の支払い方や元金が返済されるまでの期間、つまり償還期限によって国債が分類されることを勉強しました。きょうは、その他の分類について説明しましょう。それは国債を売って得たおカネを、国が何に使うかで分ける方法です。この分け方では、国債を建設国債と赤字国債に分類することができます。

国は道路や鉄道を造ったり、学校や病院を建てたりします。おカネがたくさん必要ですね。そのために発行する国債を建設国債と呼んでいます。これに対して、予算を組むときにどうしてもおカネが足りない。その不足分を補うために発行する国債が赤字国債です。

建設国債の場合は、結果として国民の生活をよくするための財産が残ります。しかし赤字国債は何も残りません。みなさんの家でも、自動車やテレビを買うための借金ならモノが残りますが、生活費に使ってしまった借金では何も残りませんね。同じ借金でも、使い方によってずいぶん違うと思いませんか。

いま実行されている12年度予算で、国債の発行額を見てみましょう。まず建設国債の発行予定額は5兆9000億円です。ところが赤字国債の方は38兆3400億円も発行することになっています。不況の影響で税金の収入が大きく落ち込む見通しなので、その分を埋めるために赤字国債の発行額がこんなに大きくなってしまいました。 
                  
                       
                                 (続きは来週日曜日) 

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