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経済なんでも研究会
安倍総理への質問状⑥ TPP
2013-01-10-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 決断できない農業政策 = 自民党の選挙公約は、TPP(環太平洋経済連携協定)について「聖域なき関税撤廃が前提ならば、交渉参加に反対」と書いている。TPP加盟に反対する人たちは、これを「交渉に参加せず」と読む。賛成する人たちは「条件付きで参加」と解釈する。安倍首相は少なくとも参院選までは、この“玉虫色”で党内の“融和”を計る考えのようだ。

TPPへの参加を決めたアメリカなど11か国は、いま具体的な協定の内容を詰めている。各国の利害調整に手間取っているようだが、それでも13年中の妥結を確認した。仮に日本が参院選後に参加を表明すると「協定が出来上がってから申し込んでくれ」と言われる可能性がある。そうなると日本側は、条件を主張する権利を失うかもしれない。

奇妙なことに、日本はことし7つの貿易協定を結ぼうとしている。日中韓FTA(自由貿易協定)、日EU間EPA(経済連携協定)、RCEP(東アジア経済連携協定)、それにモンゴル、カナダ、コロンビア、オーストラリアとの2国間協定だ。だが07年から始まったオーストラリアとの交渉が少しも進展していないのを見れば判るように、日本側はコメや酪農品など農産物に対する姿勢を明確にできない。

安倍政権は成長政策の柱の1つに、規制緩和を挙げている。農業を含めた貿易の自由化推進は、その最たるものではないのか。また安倍さんは「新政権はスピード感を重視する」と再三にわたって強調しているが、ことTPPの問題になるとスピードはゼロになる。訪米したとき、オバマ大統領に何と弁明するつもりなのですか。

    ≪9日の日経平均 = 上げ +70.51円≫

    ≪10日の日経平均は? 予想 = 上げ

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