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経済なんでも研究会
円安を 喜んでいいのか? (上)
2013-01-16-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 2か月間で1割を超す下落 = 円安が予想以上のスピードで進行している。対ドル相場は昨年11月半ばの79円台が現在は89ドル台に。対ユーロ相場は同じく102円台が119円台に低下した。ともに2か月間の下落率は1割を超えている。この先も円安はまだ続くという見方が強い。

円相場が下降に転じたきっかけは、当時の野田首相が衆議院の解散を宣言したこと。これで自民党政権が3年ぶりに復活、景気対策や金融緩和に力を入れるという期待が一挙に高まった。安倍政権の誕生後もその流れは続き、円安が株価の急騰をもたらした。日経平均株価は、この2か月間で2100円も上昇している。

要するに、日本経済を取り巻くムードはこの2か月間で目に見えて好転した。さらに事業規模20兆円の補正予算、日銀のさらなる金融緩和が控えており、円安はもっと進むという予想が圧倒的に強い。安倍首相は鼻高々だし、経済界にも歓迎ムードがあふれている。

たしかに円安の進行で、輸出企業の採算は大きく好転する。トヨタは1円の円安で営業利益が年350億円、日産も200億円の改善を見込む。機械や化学、海運業に対する恩恵も大きい。主力株にはこうした輸出関連企業が多いから、全体の株価も押し上げられる。だが今回の円安傾向を、手放しで喜んでばかりいていいのかどうか。


                                    (続きは明日)

    ≪15日の日経平均 = 上げ +77.51円≫

    ≪16日の日経平均は? 予想 = 下げ

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