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経済なんでも研究会
不可思議な物価の耐震構造
2007-05-16-Wed  CATEGORY: 政治・経済
日銀の調査によると、4月の国内企業物価は前年比2.2%の上昇だった。上昇の原動力は、鉄鋼や非鉄などの素材高。物価の水準はバブル期の1998年以来、9年ぶりの高さになったという。

企業物価というのは、製品の出荷や卸売り段階での物価。03年度までは前年を下回ってデフレ状態だった。しかし04年度は1.5%、05年度は2.1%、06年度は2.8%と前年を上回る推移で、上げ幅も年々拡大している。この数字からみる限り、デフレではない。

ところが消費者物価は上昇しない。3月の結果をみても、総合指数は前年比0.1%の下落。生鮮食品を除く指数も0.3%下落。食料とエネルギーを除く指数は0.4%の下落だった。ここからみると、デフレからの脱却はまだのような気もする。

企業物価が長期的に上がっているのに、末端の消費者物価はむしろ下がり気味。それだけ小売り段階での競争が激しいのだ、と言ってしまえばそれまで。どこかが生産者・卸売り段階で生じた振動を吸収しているわけである。この物価の耐震構造は、まだくわしくは解明されていない。だから、いつまで機能するのか、予測できない。

    ≪16日の日経平均 =上げ≫

    ≪17日の日経平均は? 予想=下げ

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