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経済なんでも研究会
明快で複雑で重大! / イタリアの総選挙 (上)
2013-02-21-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 緊縮政策に賛成か反対か = イタリアでは24-25の両日、総選挙が実施される。4つの政党がしのぎを削っているが、争点は経済再建のための緊縮政策に賛成か反対かに集約。きわめて判りやすい。だがイタリアの政治風土や選挙制度は、複雑で判りにくい。そして選挙の結果は、再びEUの信用不安を惹き起しかねない重大性を持っている。

緊縮政策の推進政党は、モンティ連合と中道左派連合。11年11月に危機突破内閣の首相に祭り上げられた経済学者のモンティ氏。これまで歳出削減増税など、緊縮政策を遂行してきた。したがってモンティ連合が緊縮の継続を、公約に掲げるのは当然だ。もう1つの緊縮派はベルサーニ書記長が率いる中道左派連合。一部分を除いて、ほぼモンティ路線の緊縮政策を支持している。

反対派はベルルスコーニ前首相の中道右派連合。緊縮政策の大部分に異議を唱えており、モンティ内閣が引き上げた不動産税などは廃止して、納税分も返還すると公約している。もう1つの反対派は元コメディアンのグリッロ氏が立ち上げた“5つ星運動”という政党。こちらは緊縮のすべてに反対、EU脱退を国民投票で決めようと主張している。

最新の世論調査によると、モンティ連合は13.6%の支持率で大苦戦。トップは中道左派連合で34.7%。中道右派連合が29.0%、5つ星運動は16.0%となっている。これなら緊縮派が勝利ということになりそうだが、そうもいかない。なぜなら世論調査のたびに緊縮派の支持率が減り、反緊縮派が急激に追い上げているからだ。またモンティ氏とベルサーニ氏は仲が悪く、連立内閣は難しいという見方も多い。


                                        (続きは明日)

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