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経済なんでも研究会
値上げの春! : でもデフレ? (下)
2013-03-28-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 消費者物価との関連性 = 政府と日銀は、いま物価を2%上昇させようと大わらわだ。日銀の黒田新総裁は「あらゆる手段を講じて2%目標を達成する」と力説。しかし麻生財務相は「2年間で2%上げるのは、なかなか難しい」と、もう予防線を張っている。値上げラッシュなのに、物価は上昇しないのだろうか。

政府と日銀が目標に掲げているのは「生鮮食料品を除いた全国ベースの消費者物価指数」が前年比で2%上昇すること。この物価指数は、総務省が全国9000世帯の家計簿を元に、毎月2万7000の店舗で588品目の価格を調べて作成している。これらの品目はすべて、家計の総支出の何パーセントを占めるかを示すウェートが付けられている。

たとえば電気代のウェートは10000分の317。都市ガス代は96である。両方を足してもウェートは10000分の400程度。つまり指数全体の4%にしかならない。したがって仮に電気代とガス代が1割上がったとしても、消費者物価指数を0.4ポイント上昇させるだけだ。同様に食用油のウェートは9、パンは79、腕時計は7である。

だから電気代から食用油まで値上げが出揃っても、消費者物価指数は1%も上がりそうにない。そのうえテレビ受信機やパソコンなどの電機製品は、かなり大きく値下がりする。この値下がり分を相殺すると、“値上げの春”でも物価指数はほとんど上昇しないだろう。生活実感とはかなり違う。逆に言うと、もし物価が2%上がったら、家計は相当に圧迫されることになる。


    ≪27日の日経平均 = 上げ +22.17円≫

    ≪28日の日経平均は? 予想 = 下げ

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