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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- シェール革命の衝撃 ②
2013-05-11-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 飛び出したアメリカ = シェール(shale)というのは、日本語で頁岩(けつがん)。水中に堆積した泥が固まった岩で、日本語の漢字からも判るように本のページのような構造をしている。その微細な隙間に閉じ込められた有機物が、長い年月を経て原油やガスに変化した。これをシェール・オイル、シェール・ガスと呼んでいる。

その存在は古くから知られ、埋蔵量も推定されている。アメリカ政府の推定によると、最も多いのは中国で36兆立方㍍。続いてアメリカが24兆立方㍍、アルゼンチンが22兆立方㍍、カナダが11兆立方㍍などとなっている。したがって中国やアルゼンチンなどでも試掘が行われているが、実用化にこぎつけたのはアメリカだけ。

それには理由がいくつかある。まずシェール層の深さ。アメリカとカナダのシェール層は地下2000㍍から3000㍍だが、その他の地域ではもっと深いところに分布している。それだけ採取が難しいわけだ。その優位性を活かして、アメリカの民間企業が斬新的な技術の開発に成功。05年から生産が本格化した。

頁岩の隙間は100万分の1㍉程度。そこに詰まっているガスやオイルを3000㍍にわたって水平掘りし、化学物質を含む水を高圧噴射することで資源を採取する。この技術で大幅に生産コストが低下した。またアメリカでは原油やガスを輸送するためのパイプラインが普及しており、これをすぐに活用することができた。さらにアメリカでは地主が地下資源の所有権を持っており、企業が容易に買収できたことも大きなプラス要因になったと考えられている。


                              (続きは来週サタデー)

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