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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 新・孫に聞かせる経済の話
2013-05-19-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第13章 都市鉱山って、なんだろう? ③

◇ 日本は最大級の資源国 = 家電には貴金属やレアメタルだけではなく、鉄や銅などの一般的な金属もたくさん使われています。ですから大量の家電を回収して使われている金属を取り出せば、その量はぼう大なものになりますね。では、いったい日本中の家電を集めたら、どのくらいの量になるのでしょう。

物質・材料研究機構という研究機関が、日本の都市鉱山の“埋蔵量”を推定しました。それによると、鉄の12億トンは別格としても、金は6800トン、銀は6万トン。モリブデンは23万トン、リチウムは15万トン、インジウムは1700トンなどとなっています。

ほかにも銅や亜鉛、ニッケルやスズ、アンチモンやタンタルなど、多くの貴重な金属が家電には含まれているのです。これらの金属を回収できれば、大変な金額になるでしょう。たとえば金はいま1グラム=5000円近い値段です。仮に全部を回収できたとすれば、33兆4000億円! 同様にインジウムだけでも1000億円の価値があります。

これらの金属は日本国内では産出されず、ほとんどが輸入されています。たとえば日本は年間12トンほどの金を輸入していますが、都市鉱山の“埋蔵量”は560年分の輸入量に匹敵。インジウムは28年分。たしかに家電が普及している日本は、世界でも有数の資源国と言えるでしょう。ただし家電製品から大量の金属が効率よく回収できれば、の話ですが。

                                (続きは来週日曜日)

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