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経済なんでも研究会
シェール・ガスが やってくる (中)
2013-05-23-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ エネルギー大国になるアメリカ = シェールというのは頁岩のこと。地下2000-3000㍍に存在する頁岩には、多量の原油やガスが含まれていることは古くから知られていた。この原油やガスを採取する技術がアメリカで開発され、05年ごろから商業的な生産が始まっている。生産の拡大は順調に進んでおり、IEA(国際エネルギー機関)は「アメリカは17年までに世界最大のエネルギー産出国になる」と予測している。

アメリカ政府によると、11年のシェール・ガス生産量は1億6000万トンだった。それが予測では40年までに4割増加するが、アメリカ国内の消費量は2割しか増大しない。したがって余ったガスは輸出することになり、アメリカはエネルギーの大量輸入国から大量輸出国へと転換して行く。今回の対日輸出許可は、その第1歩だと見ることができる。

アメリカ産シェール・ガスの最大の特長は、その価格が安いこと。3月の平均価格は、100万BTU(英国式熱量単位)当たり3.8ドルだった。一方、日本の輸入価格は3月で16.5ドルと4倍以上も高い。もちろんアメリカから輸入しても輸送費その他が加わるから、100万BTU当たり10ドル前後にはなる。それでも、かなり安くなる。

いま原発がほとんど稼動できない状態で、日本の発電は9割近くを火力に頼っている。このため燃料の輸入が急増し、12年度の貿易収支は8兆2000億円の赤字に陥った。LNGだけでも輸入額は6兆2000億円、前年度より15%も増加している。そのLNG価格が大幅に下がれば、日本経済にとっては大変なメリットだ。しかし・・・。

                                     (続きは明日)


   毎週土曜日に連載中の「シェール革命の衝撃」も参照してください。

    ≪22日の日経平均 = 上げ +246.24円≫

    ≪23日の日経平均は? 予想 = 下げ

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