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経済なんでも研究会
美人投票に迷う ウォール街 (上)
2013-06-12-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 数時間で変わる評価 = 「景気がよければ株価は上がる」というのが、一般的な常識だ。ところが最近のウォール街では、この常識が必ずしも通用しなくなっている。つまり「景気が悪くなりそうだと、株価が上がる」現象がしばしば起きている。こんな“想定外”の現象が、なぜ起きるのだろうか。

たとえば5月31日。この日、シカゴの購買担当者協会が大幅に好転した5月の景況指数を発表した。このニュースを受けて、株価は急落。ダウ平均株価は209ドルの値下がりとなった。6月3日は、その反対の現象に見舞われている。ISM(供給管理者協会)が製造業景況指数の50%割れを発表すると、株価は反発。ダウ平均は138ドル値上がりした。

さらに6月7日。米労働省が5月の雇用統計を、寄り付き30分前に発表した。株価は初め大きく下落、数時間後には上昇に転じた。最初は景気好転と判断した市場が、すぐに判断を覆したからである。この日のダウ平均は208ドルの値上がり。為替市場では円が買われて一時95円台まで上昇したが、3時間後には97円台に下げる大波乱を演じている。

景気がよくなると、FRBによる金融緩和政策の見直しが早まる。だから株は売りと考える“金融派”が、想定外の現象を惹き起す。この“金融派”は、景気が悪くなりそうだと緩和が長引くと考えて、株を買う。その半面で、景気がよければ株を買う“常識派”も健在だ。いまウォール街ではこの2派が拮抗しており、ときどき“金融派”の力が勝ると、常識外の現象が起こってしまう。

                                   (続きは明日)


    ≪11日の日経平均 = 下げ -196.58円≫

    ≪12日の日経平均は? 予想 = 下げ

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