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経済なんでも研究会
誰か教えて! 排出権への疑問(上)
2007-05-31-Thu  CATEGORY: 政治・経済
6月6日からドイツのハイリゲンダムで、サミット(主要国首脳会議)が開催される。最大のテーマの1つは、地球温暖化の防止問題。主催国のドイツをはじめフランスなどのEU(欧州連合)諸国は、この問題について最も熱心だ。すでにEUとしては、2020年までに温室効果ガスの排出量を90年水準より20%削減する目標を決めている。

安倍首相も先週、サミットに向けての総合戦略を発表した。世界全体のガス排出量を2050年に半減、すべての主要排出国の参加、途上国支援のための資金拠出メカニズム、日本国内での「1人1日1キログラム削減」運動などがその骨子。なかなか壮大で意欲的な構想だと、評価していいのではないだろうか。

サミットで議論の焦点になるのは、京都議定書を批准していないアメリカや参加していない中国、インドなどを、いかに引き入れるか。アメリカは州政府や大企業の一部が積極的に動き出しており、こうした国内の変化を受けてブッシュ政権がどこまで柔軟性を示すかが注目のマト。中国やインドなどの参加問題は、先進国対途上国の権利闘争といった側面が強く、主要国の間でも議論はまとまりにくいだろう。

主要国の間で議論が具体的に進みそうなのは、排出権を活用した排出規制の方法だ。この方法は京都議定書で確認されたもの。各国の削減目標値をあらかじめ決めておき、目標値を下回った分を他国に売り渡せるというのが、その基本的な考え方である。ところが、この排出権方式には、どう考えても理解できない大きな疑問点が付きまとう。    (続きは明日)

  *地球温暖化の問題については、このブログ12月-1月の毎週土曜日と2月7-8日を参照してください。

    ≪31日の日経平均 =上げ≫

    ≪1日の日経平均は? 予想=下げ

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