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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 新・孫に聞かせる経済の話
2013-06-23-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第13章 都市鉱山って、なんだろう? ⑧

◇ 細菌を使う回収法も = “都市鉱山”の開発を軌道に乗せるためには、2つの大きな問題を解決しなければなりません。その1つがコストの引き下げです。集められた家電製品は分解・粉砕されて、まず磁石で鉄を回収。さらに軽いアルミニウムは風で吹き飛ばし、高温で溶かしたりして金属を取り出します。この過程で電気代などのコストがかかり、現状では採算がとれません。

特に量が少ないレアメタルは回収しにくく、コストも高くつきます。そこでコストを下げる研究が、多くの大学や企業で進められています。なかでも驚くのは、なんと細菌を使う方法です。たとえばリチウムイオン電池から、特殊な細菌を使ってリチウムやマンガンを取り出す方法は、すでに実験では成功しました。

細かく砕いて薬品で溶かした電池にこの細菌を加えると、細菌がリチウムやマンガンを吸収してくれるのだそうです。この方法では、プラチナやパラジウムの回収にも成功しました。高温で溶かす必要がなくなるため、回収コストは半分以上も安くなるそうです。

このほかメタノールや水酸化ナトリウムを使って、リチウムを回収する研究も進んでいます。ただ関係者によると、こうした画期的な方法によるコストの引き下げは、実用化まで5年ぐらいかかると言います。それまでは現在の方法で、できるだけコストを下げる努力をするしかありません。

                              (続きは来週日曜日)


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