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経済なんでも研究会
回復した住宅  だが・・ / アメリカ (下)
2013-07-05-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 心配はローン金利と投機熱 = アメリカの住宅市場が、ようやく回復した。景気にとっても、力強い援軍になっている。1-3月期のGDP成長率は1.8%だったが、そのなかでも民間住宅投資は14.0%増と突出した。ところが「月にむら雲」のたとえ通り、早くも心配な問題が持ち上がっている。

その1つは、住宅ローン金利の急上昇。これまでFRBの金融緩和政策を受けて史上最低の水準を維持してきたが、5月初めから上昇し始めた。30年固定型の金利は6月末に4.46%と、2年前の高さに戻っている。これはFRBの緩和修正説によって、長期金利が一斉に上昇したため。ローン金利がさらに上がると、住宅需要の盛り上がりに水を差しかねない。

もう1つは、投機熱の発生。ファンドや個人が、中古物件を買い漁り始めた。値上がり目的もあるが、多くはリフォームして貸家にする。アメリカ人は所得が増えると、少しでも広い家に住みたがる。景気の回復や株高で、そういう需要が増えることを見越した投機だ。しかし行き過ぎると、またまたバブルを発生させてしまう。

住宅価格のゆっくりした上昇は、個人の資産価値を高め、景気の拡大にも貢献する。しかし価格が急上昇すると、バブルが起きやすい。そのスピードを決定するカギは、住宅ローン金利が握っている。ローン金利は、長期国債の利回りに左右される。その意味で、バーナンキFRB議長はまた1つ頭の痛い問題を抱え込んだ。


    ≪4日の日経平均 = 下げ -36.63円≫

    ≪5日の日経平均は? 予想 = 上げ

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